8月23日に、パリパラリンピックのアーチェリー女子代表だった重定知佳選手のパリパラリンピック代表辞退が発表され話題です。
8月22日に重定知佳選手は代表辞退を申し入れして、小野寺朝子さんへの判決不服の控訴を23日取り下げして、小野寺朝子さんへ謝罪しました。
重定知佳選手が小野寺朝子さんのブログへ投稿した内容や性格、評判や経歴について紹介していきます。
重定知佳選手はパラパリ五輪辞退(アーチェリー)
8月22日にパリパラリンピックのアーチェリー女子代表だった重定知佳選手は、パリパラリンピックの代表を辞退しました。
約3年前の2021年1月に、パリパラリンピックのアーチェリー女子の出場を目指していた小野寺朝子さん(48)のブログに、誹謗中傷を投稿。
小野寺朝子さんが匿名投稿に発信者情報開示請求
小野寺朝子さんが匿名投稿に発信者情報開示請求して、同じパリパラリンピックのアーチェリー女子を目指す重定知佳選手が投稿した人物だと判明。小野寺朝子さんはさぞびっくりしたでしょう。
小野寺朝子さんは名誉を傷つけたとして損害賠償を求め、東京地裁は今年8月6日に124万円の賠償を命じる判決がでます。
重定知佳選手は、8月20日に判決を不服として控訴したが、23日に控訴を取り下げ、小野寺選手に謝罪します。
「私の軽率な投稿により小野寺選手を傷つけてしまったこと、心よりおわび申し上げます」
と謝罪しました。
重定知佳選手はいったいブログにどんな内容の投稿をしたのでしょう。次に詳しくみていきます。
重定知佳選手のブログ投稿の内容にびっくり
重定知佳選手が小野寺朝子さんのブログに投稿した内容は、同じパリパラリンピックのアーチェリー女子の代表を争う相手に対して、あまりにも「攻撃的な悲しすぎる内容」でした。
一回目の投稿
下の画像は、実際の投稿です。まず第一回目の書き込みです。(2021年1月5日12:56)
同じオリンピック代表を争っている相手に対して発言する内容ではないです。
気持ち的は絶対の負けたくない感情は必要です、ただ思うだけはしょうがないかもしれませんが、実際に相手の対して発言する内容ではないですね。
2回目の投稿
同じ日の約6時間後に2回目の投稿をしています。
ルール違反してない?してるから言ってるんですけど。
車いすに乗って競技してはいけないのに車いすに乗ってますよ。何度も注意してるのにきかない。
代表選手になりたいならルールを守るのは最低限のマナーです。あと、ちゃんと結果を残すことですね。
まだまだ言い足りなかったのでしょうか?
かなりの憎しみを感じる投稿です。
重定知佳選手は精神的に弱っていたのでしょうか?ただ、投稿される側はもっと傷つくことでしょう。
開示訴訟され、重定知佳選手は弁護士ドットコムでネット相談
重定知佳選手は、小野寺朝子さんから発信者情報開示訴訟を起こされ、弁護士ドットコムでネット相談していたことが判明しています。
当初より、重定知佳選手は自身の投稿は嘘の誹謗中傷だとわかっていたみたいです。
それで、
- 1.開示拒否は無理でしょうか。
- 2.また、開示されて、損害賠償請求の裁判を起こされたら、私は、敗訴でしょうか。
- 3.相手は、弁護士に依頼しています。
私も、弁護士に依頼しなければ不利になりますか。
と不安な心の内を弁護士ドットコムでネット相談しています。
重定知佳選手は、代表者先行の重圧のなかで正気を失っていたのでしょうか?
発信者情報開示訴訟を起こされました。
私は、とあるパラアスリートのブログに、悪口を書き込みました。
*『貴方は、ルール違反をしています。椅子で競技をするカテゴリーなのに、車椅子で出場しています。何度も注意しているのに聞かない。
ちゃんとルールを守れない人は、代表になんかなれない。
悪あがきもほどほどにしたほうがいい。』上記を、2回に分けて書き込みしました。
その選手は、企業にアスリート枠で雇用されているので、ルール違反をしていると言われたことは、職を失いかねない重大な問題と主張しています。
その選手が、ルール違反をしていると思っていたので、書き込みをしました。しかし、その選手は、国内外の大会で、ルール違反等の処分を受けた事はありません。車椅子を使うことがルール違反に当たることを、本人に直接注意したこともありませんでした。
私が、ブログに書き込みした内容を証明することは、かなり難しい状態です。障害者は、アスリート枠雇用に関係なく、企業は雇用するべきだから、名誉毀損されて、職を失うかも、ということはあり得ないと思います。
1.開示拒否は無理でしょうか。
2.また、開示されて、損害賠償請求の裁判を起こされたら、私は、敗訴でしょうか。
3.相手は、弁護士に依頼しています。
引用元:弁護士ドットコム
私も、弁護士に依頼しなければ不利になりますか。
重定知佳選手の性格は悪いの?良いの?
重定知佳選手の性格については、今回の小野寺朝子さんのブログへの投稿だけ見ると、陰湿なイメージを持ってしまいます。
実際のところ、アーチェリーのコーチからなどはすごく褒められています。
人間は極限に追い込まれると性格も変わってしまうのでしょうか?
アーチェリーの末武コーチからの評判
今年の4月に、パラスポWEBにて重定知佳選手とアーチェリーの末武コーチとの対談がありました。
すこで、末武コーチは重定知佳選手のことを、
- 面倒見がすごくいい
- ものすごく気をつかう
と褒めています。
末武:いやいや。重定さんは、面倒見がすごくいいんですよ。ものすごく気をつかうタイプ。日常生活はこのままでいいと思います。これがプレーに出ると、ちょっと弱点になっちゃうこともあるんですけどね。
引用元:パラサポWEB
書道家の先生からも応援されています
書道家/書き心 春流・破留(白鳥正人)さんは、重定知佳選手のために応援のお言葉を書いてもらってます。
*白鳥正人さんは、元アスリートの書道家(競泳五輪選考会/書道文部大臣賞)
書道家の白鳥正人さんは、多くのアストリーの方に対して色紙の言葉を書いています。文章自体は誰が考えているのか不明です。
ただ、書道家の白鳥正人さんが重定知佳選手を応援しているのはわかります。
重定知佳選手の評判や経歴
重定知佳選手の評判は、今回の誹謗中傷コメントの損害賠償請求の裁判が行われるまで、悪い評判はなかったです。
中学2年の時、国の指定難病「HTLV1関連脊髄症(HAM)」と診断された。足を引きずりながら歩いていると、周囲からいじめられて引きこもり、不登校になった時期もあったそうです。
そこから、重定知佳選手は難病と診断され、周囲からの心ない行動もありながら障害者スポーツに出合い、ひたむきに自身と向き合い続けてきていました。
パリパラリンピックのアーチェリー女子代表として活躍して、
「メダルを取って支えてくれた人たちに恩返ししたい」。
との思いが人一倍あった人でした。
今回の投稿は、パリパラリンピックでの重圧で魔が刺したのかもしれません。
また、これからも出直して頑張ってほしいものです。
まとめ
重定知佳選手が、小野寺朝子さんのブログへ投稿した内容や性格、評判や経歴についてみてきました。
小野寺朝子さんのブログへ投稿した内容は、誹謗中傷の内容でした。
どんな状況であろうと、誹謗中傷の投稿はダメです。
今回は、反省して謝罪し、パリパラリンピックの代表は辞退しています。
また、頑張ってほしいものです。